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書道で使う水差しの使い方とは?種類についても紹介

2023年10月16日
書道で使う水差しの使い方とは?種類についても紹介

書道の道具といえば、すぐに思い浮かぶのが筆や半紙や墨汁に硯でしょうか。さらに、文鎮も墨もあります。ところで、小中学生向けの書道セットには水差しが入っています。スポイト式水差しタイプがセット組みされていることも多いようです。書道で使用する水差しには、鉄製や陶器でできたタイプに、書道セットなどには入っているスポイト式水差しまであります。今回は書道の水差しについて種類や使い方を紹介します。

 

1.書道の水差の使い方について

書道を趣味としている書道愛好家の方や、書道教室で教える講師の先生など、書道関係者以外の方は書道で使う水差しについて、それほど深い知識はないはずです。そういえば「書道セットに入っていた」程度の認識と推測できます。しかし、書道が上達する上で、水差しを上手に使うことは必要で、適宜賢く使うことで上達も見込めます。

 

1.書道の水差しの役割

書道で使用する水差しは、墨をする時に必要になる水を入れておき、適宜硯に水を落とすために使います。また、墨液が濃い時に薄めるためにも使います。水差しは陶器製とプラスチック製の「スポイト式水差し」が主力です。多くはありませんが鉄製の豪華な水差しもあります。書道初心者の方はスポイト式水差しでも十分対応可能です。

 

2.陶器製水差し

陶器製水差しはデザインや柄が豊富にあり、格調高い書道に相応しいものが多くあります。陶器製の水差しはふたを取ってから水を入れ、ふたを閉めてそのまま傾けて硯に水を注ぎ使用します。

 

3.スポイト式水差し

初心者にもおすすめのスポイト式水差しは、書道セットでよく見かけます。プラスチック製で、主に硯に水をいれるときに使います。しかしながら、最近の書道では墨をすって書くというスタイルが少なく、最近は硯や筆を洗うこともしないので、実際には硯に残った墨汁を容器に戻すときに使うことが増えているのです。スポイト式水差しは、字を書き始める前や途中に筆を置く台としても使えるものがあります。筆置きとしても使えるスポイト式水差はたいへん便利です。

 

2.書道で得られるメリット

少子化の影響もあり書道人口は減少しているといわれています。しかし、現在でも書道は根強い人気があります。毎年愛媛県四国中央市の、四国中央紙まつりで行われる「書道パフォーマンス甲子園(しょどうパフォーマンスこうしえん)」という、高校生が書道パフォーマンスを演じる大会はたいへん人気です。4m×6m四方の巨大な紙の上に、書道作品を完成させる大会には、予選段階では全国から100校以上の高校が参加しています。そのような書道にはメリットが多数あります。

 

1.年齢にかかわらず取り組める

書道は小さい子どもさんから高齢者まで幅広い年代で楽しめます。また、男女を問わず取り組めます。書道は老若男女が楽しめるのです。

 

2.特技として書けるスキルになる

書道を習うと文字をキレイに書くスキルが身に付き、書道の段や級が得られ、履歴書の資格欄に書けます。また、会社のイベントなどの看板などに字を書くこともできます。さらに会社の書類などで、どうしても手書きで作成するときは、キレイな文字が書けると重宝されるのです。

 

3.心が落ち着く

忙しい日々を送る現代人にとって、精神面の視点から書道が注目されています。有名寺院の写経は今でも書道と同じ墨で写します。書道は書くことに集中でき、無心になれるのです。心のイライラや不安が強いときは、半紙に集中し墨で文字を書き続けると、リラックスできるようになり、ネガティブな気持ちが小さくなる傾向もあります。

 

4.集中力が高まる

書道で文字をキレイに書くには、書くことに集中しなければうまく書けません。高い集中力が必要です。文字をキレイに書くには「折れ」や「はね」など、一字一字、細部まで気を使わなければキレイな字が書きあがりません。書道の練習を通して集中力が高まる習慣も身に付き、書道以外の場面でも高い集中力が発揮できるようになります。

 

3.書道が通信教育で学べる

どうしても、書道教室に通えない方向けに通信教育で書道が学べる書道教室もあります。しかも、月に何度でも添削指導が受けられるケースまであるのです。教室に通わなくても、自宅で学べるのは、多忙なビジネスパーソンや遠隔地にお住まいの方も学べます。また、書道を学ぶための道具がインターネットで購入可能な教室まであるのです。動画による指導もあり、手元に届く手本を参考にして揮毫動画を何度も見て、繰り返し練習し最善の作品を郵送します。専任講師により添削されて戻された作品をみて、ふたたび練習し実力を高めていくのです。

 

4.まとめ

書道で使う水差しについて紹介しました。水差しは陶器製からプラスチック製まであり、それぞれの使い方も微妙に違います。プラスチック製は用途が広く、上手に使うと便利な水差しになります。水差しを使いメリットが多い書道を楽しみましょう。

 

「書道研究 尚美社」は東京都世田谷区にあり、東急・自由が丘駅の南口より徒歩2分の駅近の場所にあります。石川青邱を筆頭に第一線の複数書家による丁寧な本格指導で、初心者の方でも安心して受講できます。また、月に何度受けても月謝は一律です。書道が本格的に学べ、師範資格の取得や開塾が目指せます。

 

当教室では、初心者の方が年齢に関係なく、生涯楽しめる趣味となるようお手伝いを目指しています。また、日本文化である「書」の継承者や指導者を育成する所存です。書道に興味がある方は、遠慮なく当教室にご連絡ください。

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